時代の変化に応じて変わってきた通信制高校の役割

通信制高校には働きながら通える強みがある


私自身は全日制の高校に通いましたが、通信制高校や定時制高校というのは大変良いのではないかと思います。
なぜなら、高校生活にしろ、大学生活にしろ、最も難しいことの一つは、その後の進路を決定することだからです。
聡明な大人が身近にいて、良いアドバイスをくれたり、余程何かの教科に熱中できて、将来はその研究者になりたいという夢があれば話は別ですが、若いうちに将来のことを考えて、進路を決定するのは難しいことも多いと思います。
経験が不足しているからです。
結局、人間と言うのは、社会で何らかの活動をして、お金を稼いで、税金を払い、飯を食っていく必要があります。
それが生きる基本です。
例えば、高校のうちに、色々なアルバイトをして、自分にはどのような仕事が向いていそうかを少しでも探ることができれば、進路選択も随分と楽に、また現実的に考えられるのではないかと思うのです。
働いてみないとわからないことは多いものです。
その意味では、アルバイトなどが禁止されていることもある全日制に通うよりも、定時制や通信制に通ったほうが、その後の人生は生き易いのではないかと思います。

通信制高校のリポートについて

通信制高校での学習は、年に何回かあるスクーリングで登校するほかは、リポートの提出が中心です。
普段の授業がない代わりに、学校から指示された課題を日々こなして、その成果を見てもらう形になります。
このリポートは、今までであれば、一般の高校でも宿題や授業の折に配布されるようなプリントなど、紙媒体を使うのが一般的でした。
そしてそれを郵送や持参で提出し、場合によっては添削して返却してもらうのです。

通信制高校の種類によっては携帯やパソコンでの勉強もある

さらに最近では、一部の通信制高校で、携帯電話などやパソコンで課題を解答して提出できるシステムを導入した学校もあります。
これだと、仕事の休み時間などちょっとした空き時間などにも簡単に課題に取り組むことができ、さらに送信も簡単です。
この方法だと、学校側としても、こまめに課題を出し学習の定着度を見ることが可能なメリットがあります。
在宅でのリポート提出による自学自習が基本となる通信制高校での学習だが、時代の変化に応じて、そのリポートの内容も、大きく変わりつつあるのです。